「骨太の方針」防衛費 “数値目標”明記なしに自民党内から異論相次ぐ 政府と安倍元総理の綱引きも【記者解説】|TBS NEWS DIG
政府が示した経済財政運営の指針、いわゆる「骨太の方針」の原案に自民党内から批判が相次ぎました。論点となったのは防衛費です。
自民党では、きのう政府が示した「骨太の方針」の原案について議論しました。防衛費については「防衛力を抜本的に強化する」との文言が盛り込まれましたが、具体的な数値目標は明記されていません。
これについて出席者からは、現状の倍増となるGDP比2%の目標を明記すべきなどといった意見が相次いだということです。
自民党の安倍元総理は先週、「GDP比2%の防衛費を確保していくことは当然だ」と述べ、「骨太の方針」にも盛り込むべきとの考えを示していました。
【記者解説】政府の“配慮”に 安倍氏は-
きのう政府がまとめた「骨太の方針」の原案にも安倍氏らへの配慮がなかったわけではありません。実は本文ではなく脚注で、NATO諸国がGDP比2%目標を目指していることが紹介されていました。
しかし、安倍氏は「脚注にNATOの事例が書いてあるだけ」と周囲に不満を漏らしていました。
きょうの会議の最後には、高市政調会長が数値目標を盛り込むべきとの立場を示していて、結論は次の会議に持ち越されました。
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