船体を陸揚げ 船底に“穴”確認 知床観光船事故(2022年6月1日)
北海道の知床半島沖で沈没し、引き揚げられた観光船「KAZU1」が1日朝、網走港で陸揚げされました。
(渡辺里沙記者報告)
今後「KAZU1」が保管される場所です。すでに白い囲いの中に置かれているため、船体の上の方しか確認することができません。
引き揚げられた観光船「KAZU1」を設置する作業は、午前10時半ごろ終了しました。
「KAZU1」を作業台船「海進」から下ろす作業は、午前7時ごろから始まりました。
クレーンを使って慎重に引き揚げられ、午前8時ごろ、港に用意したトレーラーに載せられました。
その後、輸送が始まり、トレーラーの周りでは作業員が船体の様子を確認しながらゆっくりと移動し、午前9時半ごろ、およそ400メートル離れた場所に到着しました。
再びクレーンでつり上げる際には、船の底に穴のようなものも確認できました。
この後、午後2時半ごろから見学を希望する乗客の家族らに公開され、献花も行われる予定です。
※「KAZU1(ワン)」は正しくはローマ数字
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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