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ウクライナが最も欲しい武器「送らない」 バイデン大統領 事態のエスカレート懸念か(2022年5月31日)
混迷するウクライナ情勢を巡り、バイデン大統領がロシア国内に到達可能な長距離ロケットシステムをウクライナに提供しないと明言しました。戦闘が長期化するなか、アメリカによる支援は「防衛用」にとどまるとバイデン氏が予防線を張った形となります。
立ち上る煙を横目に見ながらカメラが向かったのは、東部ドンバス地方ルハンシク州のリシチャンシクです。
町から聞こえてくる乾いた音は、銃を撃つ音。
CNN・ウォルシュ記者:「すでにロシア軍は町に入ろうとしているということです。あれは新たな攻撃かもしれません。橋の近くで煙が上がっています」
警察官:「ドローン!ドローン!」
警察官らが次々と口にしたのは「ドローン」という言葉。たびたび攻撃に使われます。
このがれきの山は、かつて映画館だったといいます。人々の避難先になっていましたが、完全に破壊されました。
町を出る人もいれば、残ることを選ぶ人もいます。
地元住民:「大丈夫、大丈夫。銃声はあっちだから。玄関をきれいに片付けています。息子に障害があり、避難できません。戦争してることにも気付いていません」
リシチャンシクが位置するのはルハンシク州の西部。川を挟んだ向かい側にあるのは、ロシア側が猛攻をかけるセベロドネツクです。
すでに町の大部分がロシア側の手に落ちたということなのでしょうか。
セベロドネツクに入ったロシアの国営テレビが映すのは、ロシアの後押しを受ける自称・ルガンスク人民共和国の兵士です。
兵士:「これは対戦車ロケットランチャーだ。アメリカかイギリス製だ」
アメリカは、ウクライナに対して追加の軍備装備品の提供を検討しています。ウクライナ側が求めているのは、数百キロの射程がある、多連装ロケットシステムです。
ただ長距離ロケットシステムを提供するか、問われたバイデン大統領は。
アメリカ、バイデン大統領:「ロシア国内を攻撃できるロケットシステムはウクライナに送らない」
ロシア国内に対する攻撃に使われ、事態がエスカレートすることへの懸念があるとみられます。
ウクライナ軍が一部反撃に転じていると伝えられる南部。タチアナさんはミコライウ近くの村で夫と静かな暮らしを楽しんでいました。
タチアナさん:「(夫は)優しくて明るい人でした。仲間内でも一番でした」
しかし、それは奪われました。夫が拷問で殺されたことによって。
タチアナさん:「ものすごく殴られて、大変な格好になっていました。手足はねじられ、異常な姿でした。何回も撃たれたようです」
変わり果てた姿で見つかったのは、ロシア側の兵士に連れ去られた数日後だったといいます。
悲劇はいつまで続くのでしょうか。
ウクライナ、ゼレンスキー大統領:「石油を含む効果的な制裁第6弾について合意しなければならない。ウクライナとヨーロッパ全体に対してやっていることの代償をロシアに分からせなければならない」
ロシア産原油の全面禁輸を含む、EU=ヨーロッパ連合による対ロシア第6弾の制裁。もめていました。
ハンガリー、オルバン首相:「ハンガリーの立ち位置は単純だ。エネルギーは深刻な問題だ。子どもの遊びじゃない。深刻だ」
原油の6割をロシアからの輸入に頼るハンガリー。特に親プーチン派のオルバン首相は、ガソリン価格に上限を設定するなどして支持を集めています。
制裁全体の実施が妨げられる状況のなか、EUが出した結論は「妥協」でした。
フォンデアライエン欧州委員長:「理事会は年末までにロシア産原油のほぼ90%の禁止をまとめられるはずです」
EUが合意したのは、海上輸送による原油輸入の禁止。パイプラインで輸入するハンガリーに譲歩した形です。
フォンデアライエン欧州委員長:「すぐ、残るパイプラインの10%の議論に戻ります」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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