星野リゾートなどが『旧奈良監獄』周辺を再開発!「スケートボードパーク」など整備へ(2022年5月31日)
星野リゾートがホテルとして整備する「旧奈良監獄」周辺に、新たにスケートボードパークなどが整備されることがわかりました。
明治政府が1908年に建設した国の重要文化財「旧奈良監獄」。西洋式の赤レンガ造りが特徴で、“美しすぎる刑務所”とも呼ばれ、現在、星野リゾートがホテルとして整備を進めています。
そこで5月31日に発表されたのが、星野リゾートや奈良市などがスポーツ・文化・観光が融合した魅力あふれるエリアに周辺を再開発する計画です。
(星野リゾート 星野佳路代表)
「日本の観光にとって意義のあるプロジェクトだと思っています。大事な文化財を守っていける新しい仕組みができるのではないか」
鴻ノ池運動公園の周辺にランニングコースなどを整備。さらに、地域の若者などが楽しめるスケートボードパークなども整備するということです。
総事業費は約5億2000万円ですが、星野リゾートなど8社からの「企業版ふるさと納税」や国からの交付金を利用するため、奈良市の財政負担はゼロという今回の取り組み。
(星野リゾート 星野佳路代表)
「文化財を活用しながら、その収益で保存していく。ひとつのエコツーリズムのあり方だと私は思っています」
旧奈良監獄のホテルは2024年度に開業予定で、周辺エリアの再開発は2025年ごろに完了する見込みです。
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