【中国・上海】“封鎖”で仕事や住む場所を失い ホームレスに…
ロックダウンが続く中国・上海では、出稼ぎに来た多くの地方出身者が封鎖で仕事や住む場所を失い、ホームレスになるケースが増えているといいます。
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封鎖が続く中国・上海。連日、大規模なPCR検査が行われる中、29日の新規感染者は65人でした。
当局は6月中の全面的な封鎖解除に向けて、警戒を続けています。
一方、上海では、地方出身者のホームレスが増えているといいます。
地方出身者(22)
「外で一週間ほど過ごしました。こんなに酷い思いをしたことはなかったです」
22歳の男性は地方出身です。封鎖前はレストランに勤務し、寮に住んでいたといいます。しかし、封鎖で仕事も住む場所も失いました。
男性はその後、当局が準備した災害用テントに移動しましたが、日中はサウナのように暑くなるなど、快適とはほど遠い環境です。
地方出身者(22)
「早く感染拡大と封鎖が終わってほしいです。そして、ここを出たいです」
上海に出稼ぎに来た多くの地方出身者が、封鎖で仕事や住む場所を失ったということです。
こうした中、上海市は6月1日から企業の業務再開の制限を解除します。しかし、企業や従業員の住む地区の封鎖が続けば出勤はできないため、実際にどれほどの人が出勤できるかは不明です。
(2022年5月30日放送「news every. 」より)
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