【速報】米ロ首脳が電話会談、ウクライナ情勢めぐり
ウクライナ情勢をめぐって緊張が続く中、アメリカのバイデン大統領とロシアのプーチン大統領が電話会談を行いました。
バイデン大統領とロシアのプーチン大統領は、日本時間けさ5時半過ぎから50分間、電話で会談しました。アメリカ側によりますと、今回の電話会談はロシア側の要請で行われたということです。会談の内容はまだ明らかになっていません。
ウクライナ国境沿いでロシア軍が兵力を増強させ緊張が高まる中、両首脳は今月7日にテレビ会議で会談を行い、バイデン大統領はプーチン大統領に対しロシアがウクライナに侵攻した場合は強力な経済措置などで対抗する考えを伝えています。一方、ロシア側は、NATO=北大西洋条約機構がこれ以上、東に拡大しないよう法的な保証を求めていて、プーチン大統領は今回の電話会談でもこうした要求を行ったものとみられます。
米ロは来年1月10日に高官レベルの協議も行う予定で、一連の話し合いで緊張緩和に向けた打開策を見出せるかが焦点です。(31日07:25)
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