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拉致被害者家族 岸田総理に集会で“直訴”・・・横田めぐみさん 北朝鮮に拉致“45年”(2022年5月30日)
横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから、45年が経とうとしている。問題解決への糸口が見えないなか、拉致被害者家族らが都内で集会を開き、岸田文雄総理大臣に直接訴えた。
■めぐみさんの母 涙ながら訴え
横田めぐみさんの母・早紀江さん(86):「本当に、日本の国がしっかりしなければいけません。もっと、私たちも頑張らなければいけません。防衛の問題も大事ですし、深いところで、しっかりと皆で心を合わせて。子どもたちが帰るまで、祈りながら、頑張っていきたいと思います」
こう涙ながらに訴えた、横田めぐみさんの母・早紀江さん。
29日、北朝鮮による拉致被害者の家族が、大規模な集会を開き、岸田総理をはじめ、政府関係者など、およそ800人が出席した。
■“感染拡大”状況に「支援」は・・・
家族会代表を務める、横田めぐみさんの弟・拓也さんは政府に対し、主体的な取り組みを求めた。
横田めぐみさんの弟・拓也さん:「日本が過去に実施した北朝鮮へのコメ支援によって、何かが解決したのか?ミサイル発射をはじめとする安全保障は、良い環境に導くことができたのか?こうした苦い経験を見つめ直す必要があります」
そして、新型コロナの感染拡大が続く、北朝鮮の状況について、「すべての被害者の即時一括帰国を約束すれば、国際社会による制裁を逸脱しない範囲で、人道支援や医療支援を行うことに反対はしない」と述べた。
■岸田総理「自らが先頭に立ち」
また、先週、就任後初来日したバイデン大統領との面会にも触れ、「面会はアメリカが絶対に拉致事件を許さないことを形にしたものだ」とも話している。そのうえで・・・。
横田めぐみさんの弟・拓也さん:「拉致事件を解決するのは、米国でもなく、国際社会でもなく、日本国の責任であると言える」
そして、拉致被害者家族の訴えを受け、岸田総理は、次のように述べた。
岸田文雄総理大臣:「すべての拉致被害者の一日も早い帰国。実現に向け、総理大臣として、自らが先頭に立ち、政府を挙げて、全力で取り組んでいく」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年5月30日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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