まだ5月なのに・・・全国初の“猛暑日”高崎市で35.2℃(2022年5月29日)

まだ5月なのに・・・全国初の“猛暑日”高崎市で35.2℃(2022年5月29日)

まだ5月なのに・・・全国初の“猛暑日”高崎市で35.2℃(2022年5月29日)

 上空の暖かい空気の影響などで、29日は関東地方を中心に朝から気温がぐんぐん上昇しました。群馬県高崎市では午後1時前に最高気温35度を記録し、今年全国で初めての猛暑日になりました。

 5月としては異例の暑さです。

 群馬県の高崎では、最高気温35.2度を記録。今年初めて35度以上の猛暑日となり、早くも真夏の暑さです。5月に猛暑日を観測したのは全国で実に3年ぶり。

 街の人:「すごく暑いです。汗すごいもんね」「(Q.1人ぐったりしているが大丈夫?)大丈夫。暑くて疲れてる」「めちゃくちゃ暑い」「(Q.きょう、35度だが?)ここに焼け跡ができちゃう・・・。どうしようか悩む、長袖を着ようかどうか」

 栃木県佐野市でも猛暑日を記録。最高気温35.2度の炎天下で容赦ない日差しが照り付けるなか、意外な場所に行列が・・・。

 人々のお目当ては、ご当地名物の「佐野ラーメン」。

 猛暑日に、あえて熱々のラーメンを選んだ訳は・・・。

 ラーメンを食べに来た親子:「暑いんですけど・・・。どうしても食べたくてラーメンが・・・」「(Q.暑くないですか?)暑いからこそ食べたい!」「きのう、運動会で、それのご褒美」

 28日、炎天下で運動会を頑張った息子のご褒美に家族そろって外食。

 店員:「すみません、お暑いなか。今現在、30組以上の方がお待ちでございます。ここでずっと待っていると熱中症になっちゃいそうですのでぜひ、涼しい所でお待ち頂いて」

 あまりの暑さに耐えきれず、車内へ避難する人たち。

 車内で順番を待つ客:「日陰でも結構、暑いので、車の方がクーラーが掛かるから涼しくて良い」

 全国では、今年初となる真夏日を続々と記録。

 最高気温33.5度の京都では、川遊びを楽しむ子どもたちの姿が。

 女の子の一人が、走りだすと・・・。

 ビーチサンダルが流されますが、友達がキャッチ。

 熱中症のリスクも高まるなか、今後も気になるのは、屋外でのマスク着用をどうするか・・・。

 政府は屋外で2メートル以上の距離が保てる場合や会話をしない場合、「熱中症予防の観点からマスクを外すことを推奨」しています。

 東京都心でも最高気温31.2度と、7月下旬並みの暑さに。

 広い公園内では、マスクを外している人も多く見られます。

 マスクを外している人:「ある程度、密になっていない外であれば(マスクを)取りたいかな。特に子どもたちは苦しくなって熱中症も心配なので」

 マスクを着けている人:「しているだけでストレスを感じる」

 屋外でのマスク着用について、新型コロナウイルスの専門家は・・・。

 東邦大学感染制御学・小林寅てつ教授:「ある程度、人が同じ場所に立ち止まって会話をしているという様子でなければ、もう屋外は完全にマスクを外して行動するということでも良いかと思う。実際にマスクをせずに感染が起こってしまうということも多少のリスクにはなるが、それ以上にマスクをしていて息苦しくなって熱中症になると命にも関わる大きなリスクにもなるので、状況に応じて積極的にマスクを外して生活する形も取って様子を見ていくということが大事な時期になっていると思う」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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