紀伊半島大水害を教訓に熊野川で「水防訓練」 大雨シーズンを前に防災技術の向上図る(2022年5月28日)

紀伊半島大水害を教訓に熊野川で「水防訓練」 大雨シーズンを前に防災技術の向上図る(2022年5月28日)

紀伊半島大水害を教訓に熊野川で「水防訓練」 大雨シーズンを前に防災技術の向上図る(2022年5月28日)

5月28日、和歌山県新宮市を流れる熊野川で、2011年の「紀伊半島大水害」の教訓を継承するため水防訓練が行われました。

 2011年に発生した台風12号による紀伊半島大水害では、和歌山・奈良・三重の3県で計88人の死者と行方不明者を出しました。

 28日の訓練は、この災害を教訓に防災技術の向上を図ることなどを目的としていて、熊野川流域にある自治体や警察・消防などが参加。ヘリコプターを用いた救出訓練や被災した家屋から人を助け出す訓練などが行われました。本格的に大雨が降る季節を前に、参加者らは水害に備えて訓練に真剣な表情で取り組んでいました。

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