知床半島沖で沈没の観光船「KAZU1」の引き揚げ完了(2022年5月27日)
北海道知床半島沖で沈没し、曳航(えいこう)中に海底に落下した観光船「KAZU1」が27日午前3時半前、作業船の上に引き揚げられました。
第1管区海上保安本部によりますと、午前2時半すぎから「KAZU1」を作業船の上に引き揚げる作業が始まりました。
作業船に乗せた船体に固定ロープを取り付け、午前3時20分に引き揚げ作業は完了したということです。
「KAZU1」は23日に事故現場からつり上げられましたが、翌日、曳航中にベルト2本が切れ、水深182メートルの海底に落下しました。
その後、再びつり上げ作業が行われ、26日午後7時前、海面に姿を現した「KAZU1」を作業船に固定し、未明まで引き揚げ作業の準備を行っていました。
「KAZU1」は27日にも網走港に運ばれ、その後、陸揚げされる予定です。
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