体育座りに集団指導・・・整列に不満?“体育嫌い”の背景(2022年5月25日)
子どものころ、学校で当たり前のようにしていた「体育座り」を巡って、このところ「廃止すべき」との声が高まっています。
体育座りをするのはどんな時。物思いにふける時、落ち込んだ時・・・。元々は、小学校や中学校の体育の時、校長先生の話を聞く時など、学校の決まりの座り方として広く馴染んできた体育座り。
しかし、この体育座り。近年、医師などから座骨や内臓に悪影響を及ぼすと指摘され、一部で廃止の動きが。
実際に山口県下関市の中学校では、パイプイスを導入し、極力体育座りをさせない取り組みを続け、群馬県高崎市には体育座りを廃止してほしいと要望が届き話題に。
そもそも、体育座りはいつから学校に浸透していったのか。
そのきっかけとされているのが、昭和40年、当時の文部省が参考資料として発行した「集団行動指導の手引き」の中で、写真付きで紹介された「腰をおろして休む姿勢」。それが、今の体育座りそのものだったのです。
この体育座り廃止への動き。アンケートでは49.4%と約半数が体育座りの廃止を「良いと思う」と回答。「良くないと思う」の回答を大きく上回りました。
ツイッターでも賛同の声が。
ツイッターの声:「お尻がしんどかったから廃止賛成」「この勢いで学校の変な習慣をなくしていこう」
この体育座りに始まり、体育授業には様々な問題を指摘する声も。
ツイッターの声:「持久走がいやで子どもが不登校になった」「整列させるのは軍事教練の名残りだよね」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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