ロシア軍“東・南部の完全支配”宣言 激戦地では地下避難生活2カ月(2022年4月23日)

ロシア軍“東・南部の完全支配”宣言 激戦地では地下避難生活2カ月(2022年4月23日)

ロシア軍“東・南部の完全支配”宣言 激戦地では地下避難生活2カ月(2022年4月23日)

ロシア軍の副司令官は22日、軍事作戦は「第2段階」に入ったとして、ウクライナ東部や南部の完全支配などが目標だと発表しました。東部は今・・・
ルハンシク州ルビージュネ。街はこれまで、何度も攻撃を受けてきました。それでも、高齢であったり、経済的な理由、さらには恐怖で動けない住民がいます。
住民「助けてください。助けてください」。
こちらの男性は、激しい戦闘地域に住む住民を避難させるため、毎日車を走らせています。
「あいつら(ロシア兵は)、何でも狙ってねらってきやがる。私はこの街が大好きなので、住民を放っておけません」。
数日もの間、激しい砲撃を受けた村に到着しました。父親と息子が、避難できずにいました。
記者リポート「電気もなく、水道もありません。ご覧ください、雨水を貯めています」。
その後向かった避難所で、取材班は思いがけない言葉をかけられました。
避難する住民「アメリカありがとう。でもとても恐ろしいことだ。悪夢だ」
記者リポート「女性は、ロシアは交渉したがっているのに、アメリカのせいでこの戦争が起きていると主張しています」。
新ロシア派の実効支配地域が広がる、ドンバス地方の状況は複雑です。しかし、プロトペンコさんは、助けを求められれば誰でも避難させたいといいます。
東部への入り口にあたるハルキウ。数週間にわたる激戦の末、占領は免れましたが・・
ジャーナリストのカオル・クレさん。ハルキウではいまも毎日攻撃が続いているといいます。
「(攻撃が)多い時には1日4、5回。こわくて外に出られない人もいる。地下鉄で暮らしている人もいる、ほぼ2か月ですね
地下に避難する住民「3月1日からずっとこの地下で暮らしています」
カオル・クレさん「ドンバス(制圧)のニュースを聞いてハルキウから避難する住民もいます」。
さらにロシア軍は、「新たな軍事作戦」が、「隣国モルドバへの足掛かりになる」とも主張。モルドバへの介入を示唆し、戦況がさらに拡大する恐れがあります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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