【プラモデル振興係のいちばん長い日】チョートクさん、POOH熊谷さんも参加「ホビーショー小中高生招待日」(2022年5月24日)

【プラモデル振興係のいちばん長い日】チョートクさん、POOH熊谷さんも参加「ホビーショー小中高生招待日」(2022年5月24日)

【プラモデル振興係のいちばん長い日】チョートクさん、POOH熊谷さんも参加「ホビーショー小中高生招待日」(2022年5月24日)

(報告:杉田あきひろ)
「静岡市内の久能山東照宮です。境内には国宝や重要文化財の建物が並んでいるんですが、その一角にプラモデルが奉納されています。神職さんが作られたそうです」

青島文化教材社、タミヤ。バンダイスピリッツなど多くの模型メーカーが集まり、プラモデル出荷額で全国8割以上を占める静岡市。
そんな「プラモデルの街」がこの4月、ある部署を新設しました。
その名も「静岡市産業振興課プラモデル振興係」です。

国内最大級の模型の見本市「静岡ホビーショー」。
3年ぶりに一般公開が行われ、大いに盛り上がりました。

(報告:杉田あきひろ)
「一般公開日の前日の金曜日、きょうが『プラモデル振興係』の一番長い日となりそうです」

(静岡市産業振興課プラモデル振興係 石川直哉係長)
「スケジュール通りにいかないことが多々あると思いますが臨機応変に」

この日は「小中高生招待日」。
市内の小学校を中心におよそ3000人の子どもたちをホビーショーに招待。
プラモデルに触れ「ものづくり」を体験してもらいたいからです。

出展企業もプラモデルの組み立てや塗装など様々な体験プログラムを用意しました。

こうした様子を見たプラモデル振興係の石川さんは・・・

(静岡市産業振興課プラモデル振興係 石川直哉係長)
「これだけ子どもたちと接する機会は企業の皆さんもないと思います、企業の皆さんもお話を聞いてる中で『やりがいを感じる』と言っていただいているので僕らとしてはありがたい」

3年ぶりの「子供たちと触れ合う機会」を企業も楽しみにしていたようです。

(プラッツ 二神泰徳社長)
「やっぱりこういう姿をみるとすごくうれしくて、お子さんもこういう『ものづくり』を今の時代はなかなか体験できないので、そういうのを体験してもらうのはすごくいい機会です」

(ガイアノーツ マスクド13さん)
「きのう眠れなかったです」
「期待もありますし、久ぶりということで不安もあるし、楽しんでもらいたいなっていうのが一番ですね」

(プロモデラー・モデリウム 長徳佳崇さん)
「けっこうお子さんも小さくて気になってパーッと見に来て『わー小っさ!』と言って帰っていくので、ものは分からなくても小さいとか細かいとか見てもらえるだけでもいいのかな」

(プロモデラー・POOH’SMODELINGWORKS POOH熊谷さん)
「俺らにとっても勉強になるというか『こういうのアリだな』と気づかせてもらえる、また模型教室やりたいと思いましたね、帰ったらすぐやろうと思います」
「コロナで3年できてなかったのですけど今年復活させたい」

静岡市がものづくりの街になった起源は徳川家康だと言われています。
家康が全国から集めた腕の良い職人たちが静岡浅間神社の社殿を再建。
その後、工芸品なども手掛けるようになったのです。

(青島文化教材社 富永幸三郎さん)
「こちらアオシマに現存する一番古い木製の模型飛行機になっております」

静岡市に根付いた職人の技術が木製模型へ受け継がれ、さらにプラモデルへとつながったといいます。

そんな「プラモデルの街」に誕生した「プラモデル振興係」。
メンバーは3人です。

(静岡市産業振興課プラモデル振興係 石川直哉係長)
「すごいネーミングだなと、名前負けしないように頑張らなければなと」

係長の石川さんは3月まで市長の秘書でした。

工業振興係の中でプラモデルに関する事業を担当していた佐野さんは「係」の発足について・・・

(静岡市産業振興課プラモデル振興係 佐野正貴さん)
「ついにそこまで行ったかと思いました。『係』が出来て注目されたことは振興をさらに広げるチャンスなのではないかと感じています」

鈴木さんは銀行を定年退職後、市の計画の知り応募。
5月から「プラモデル振興係」の一員となりました。

(静岡市産業振興課プラモデル振興係 鈴木康之さん)
「子どものころ、非常にプラモデルに対する熱い思いがありましたので、今の子どもたちにそういったものを作るワクワク感といったものを市の計画として取り上げるのは非常に素晴らしいなと思いまして」

市の調査によると7割を超える小学生がプラモデルづくりをほとんど経験していないといいます。

子どもたちに、ものづくりに触れてもらったホビーショー終了の2日後。
プラモデル振興係の3人は市内の小学校に向かいました。

模型メーカーの社員や大工さんらが学校に出向き、授業を行う「ものづくりキャリア教育推進事業」の打ち合わせです。
この授業を増やしていくのが当面の目標です。

次に向かったのは駿河区役所です。
市内の区役所で集めている不要になったプラモデルのランナーを回収するのも仕事の一つです。

静岡市内には5つの「プラモニュメント」が設置され「模型の世界首都」であるとアピールしています。

(静岡市産業振興課プラモデル振興係 石川直哉係長)
「プラモデルを作る方々は全国、世界にいらっしゃいますので、そういう方々と何かコラボできて、おもしろい事業ができると今後の展開がおもしろくなるんじゃないかなと考えています」

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