「見てもらいたいものがある」鑑定すると“幻”の松尾芭蕉の紀行文 半世紀も所在不明(2022年5月24日)
松尾芭蕉の紀行文「野ざらし紀行」の挿絵入りの直筆本が半世紀ぶりに見つかったと京都の美術館が発表しました。
「野ざらし紀行」は江戸時代の俳人・松尾芭蕉が京都や奈良などを旅した際に残した初めての紀行文です。直筆のものはこれまで2冊あるとされ、今回見つかった俳句に挿絵を添えた1冊は、約半世紀の間、所在がわからなくなっていました。
所有する福田美術館によりますと、去年11月に大阪の美術商から「見てもらいたいものがある」と連絡があり、鑑定した結果、筆跡から本物だと判明したということです。
(福田美術館 岡田秀之学芸課長)
「本当にびっくりしました。絵と文字のバランスというか響き合いというか、そういうものをすごく感じることができる貴重な作品だと思います」
「野ざらし紀行」の直筆本は今年10月から一般公開される予定です。
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