米国「空飛ぶミルク作戦」品切れ続出・・・ピンチ打開へ(2022年5月24日)
ピンチを打開することは、できるのでしょうか。
バイデン大統領:「空飛ぶミルク作戦を発表します」
バイデン大統領がツイッターで公開した映像には、“兵士”が積み荷を飛行機の中へ運び込む姿があります。
まるで、軍事作戦のような名前が付いた「空飛ぶミルク作戦」。その正体は・・・。
バイデン大統領:「国防総省と保健福祉省に対し、航空機を海外に送り、粉ミルクを受け取るように命じました」
実は今、アメリカでは、深刻な「赤ちゃん用の粉ミルク不足」に陥っているのです。
粉ミルクが置かれたスーパーの棚は空っぽに・・・。人々が、粉ミルクに殺到する事態に発展しています。
母親:「どうやって乗り切るのか、非常に難しくなっています。これが最後の(粉ミルクの)缶です」
粉ミルク不足のきっかけは、今年2月に国内最大手メーカーの粉ミルクを飲んだ乳児2人が、細菌感染症で死亡したこと。これにより、工場が長期間、閉鎖となりました。
ミルクの不足は、バイデン政権の支持率低下の要因になっていて、事態の打開に躍起になっています。
バイデン政権は、この外遊中も連日対応に追われています。
日本に協力を求める、いわば「ミルク外交」もあるのでしょうか?
テレビ朝日は、粉ミルクを製造する日本の複数のメーカーに取材。すると、政府から粉ミルクを輸出できる状況か、問い合わせがあったことが分かりました。
明治ホールディングスとアサヒグループ食品は、「前向きに支援する方針」で、森永乳業もどんな支援が必要か社内で確認中だということです。
(「グッド!モーニング」2022年5月24日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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