“まさに地獄”ドンバス地方激戦へ「格段に状況悪い」(2022年5月21日)

“まさに地獄”ドンバス地方激戦へ「格段に状況悪い」(2022年5月21日)

“まさに地獄”ドンバス地方激戦へ「格段に状況悪い」(2022年5月21日)

・マリウポリの次の激戦地と言われる「セベロドネツク」
 24時間絶えることのない砲撃やミサイル攻撃が続いている。
 道路には地雷が設置され、そして町の中心部には7~8メートルあるクレーターも。

そして、ロシア軍の次なる狙いは。飛来する砲弾が着弾し、炸裂する音。その音が絶えることはありません。
ここは、東部ドンバス地方のルハンシク州、セベロドネツク。マリウポリの次の激戦地になるといわれています。
ルハンシク州ガイダイ知事「住宅街が砲撃されています。24時間ほぼ絶えることなく空爆や砲撃、ミサイル攻撃を受けています」。
セベロドネツクでは、すでに住宅を含む一万以上の建物が破壊され、民間人の犠牲者が増え続けているといいます。
ウクライナ・ゼレンスキー大統領「ドンバスは完全に破壊されています。そこはまさに地獄です」。
ロシア軍は、ドンバス地方全体の完全制圧を狙い、無差別攻撃を集中的に行っているというのです。
ドネツク州で取材を続けているジャーナリストのカオル・クレさん。
カオル・クレさん「ウクライナの他の地域と比べて、格段に状況が悪い。毎日住宅が破壊され悲惨な有様です」。
街の中心部へ車を走らせていると、木が道の両脇に積み上げられていました。よく見ると・・・たくさんの地雷が。
住宅地に入ると。
カオル・クレさん「500キロの爆弾で空いた穴だそうです。直径が7~8メートルあります」。
攻撃が激しくなる中、家に残る人も。
住民「ドーンと爆発した時にひびが入ってしまいました、あそこも。最初はアパートの地下部分に非難しましたが、その後ガスがなくなり家に帰ってきました。怖がってもなるようにしかならない。
カオル・クレさん「ロシア軍は3か月前より、確実に進んでいます。毎日、数百メートルのペースでロシア軍は進んでいる」。
ロシアのショイグ国防相は20日、ルハンシク州全域の制圧も近づいていると述べ、攻勢をさらに強める構えをみせています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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