【4630万円誤送金】田口容疑者 弁護士に語った“金の行方”
山口・阿武町が誤って4630万円を振り込んだ問題で、電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕・送検された田口翔容疑者(24)の自宅で20日、家宅捜索が行われました。田口容疑者は「オンラインカジノ内にもお金は残っていない」と弁護士に話しているということです。
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20日午前、無職の田口翔容疑者(24)が電子計算機使用詐欺の疑いで検察に身柄を送られました。午後には、田口容疑者の自宅で家宅捜索が行われました。
田口容疑者
「振り込まれた金は、ネットカジノに使った」
誤って入金された4630万円、そのほとんどを使い果たしたとみられる田口容疑者は、どのような生活を送ってきたのでしょうか。
20日、田口容疑者を知る人に話を聞きました。
田口容疑者を知る人
「車2、3台ぐらいが止まって、家の前でバーベキューをしてたのを2、3回は見たことがあります。5、6人ぐらいでしたかね。外でバーベキューしてたのを」
田口容疑者を最後に見たのは、去年の秋ごろだったといいます。
田口容疑者を知る人
「けっこう大騒ぎといいますか、楽しくにぎわいながら、やってました。(一緒にいたのは)同級生ぐらいでしたかね」
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19日夜、田口容疑者と接見した弁護士は、「謝罪の言葉も当初、表明したとおり、同じ気持ちを今も持っていると思います」と述べました。弁護士によると、田口容疑者は「少しずつでも返していきたい」と話しているということです。
11日間で消えた4630万円もの大金について、20日、弁護士への取材で、新たな事実がわかりました。
田口容疑者の弁護士
「田口容疑者本人は、『オンラインカジノ内にも金は残っていない』と話している。ただ、(田口容疑者の)スマートフォンがないから、確認はできていない」
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田口容疑者は、小さな頃から“お金へのこだわり”が垣間見えていました。
小学校の卒業アルバムにある「もしもタイムマシンがあったなら」という欄には、「ロト6のばんごうをみらいにみにいく」と書かれていて、さらに、地球最後の日が来たら、「持ち金をつかいはたす」。また、卒業時に配られた冊子には「造へい局で働くぞ!!」と書かれていました。
同級生によると、田口容疑者は高校を中退し、その後、パチンコなどで散財していたといいます。田口容疑者は、1年半ほど前に阿武町に移住し、ホームセンターの正社員として働いていました。
田口容疑者を知る人
「いつも灯油担当で、物静かでおとなしい印象でした。(客に対して)もうちょっと愛想が良かったらなと」
調べに対し、田口容疑者は容疑を認めています。警察は押収したスマートフォンを解析するなどして、金の使い道などを捜査することにしています。
(2022年5月20日放送「news every. 」より)
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