“ロボット使用手術”で誤って大動脈損傷 患者死亡(2022年5月20日)

“ロボット使用手術”で誤って大動脈損傷 患者死亡(2022年5月20日)

“ロボット使用手術”で誤って大動脈損傷 患者死亡(2022年5月20日)

 大阪府吹田市の市立病院で、手術支援ロボットを使った肺がんの手術中にミスがあり、その後、患者が死亡していたことが分かりました。

 吹田市民病院の発表によりますと、おととし10月、肺がんを患っていた60代男性の手術中に医師が手術支援ロボット「ダヴィンチ」を操作した際、誤って大動脈を傷付けてしまったということです。

 患者は、大量の出血により脳に大きなダメージを受けて、手術から17日後に死亡しました。

 市民病院は、他の病院の医師らを含む事故調査委員会を設置。調査の結果、モニターに手術器具が映っていない状態にもかかわらず、医師がロボットを操作したことが事故の原因と結論付けました。

 病院側はミスを認めて遺族に謝罪し、和解金を支払うことで今年1月に示談が成立したということです。
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