【独自】“家具のサブスク”総額100万円が月額3万円・・・“家電のレンタル”も 悩み解決(2022年5月19日)

【独自】“家具のサブスク”総額100万円が月額3万円・・・“家電のレンタル”も 悩み解決(2022年5月19日)

【独自】“家具のサブスク”総額100万円が月額3万円・・・“家電のレンタル”も 悩み解決(2022年5月19日)

 新生活が始まって1カ月余り。最新の家具や家電を買うかどうか、悩む方も多いのではないでしょうか。そんな悩みを解決してくれる、“サブスク”サービスの最前線を独自取材しました。

■家具すべて“サブスク” 総額100万円が月3万円

 まず取材したのは、月に一定の額を支払い続ければ、家具を借り続けられるサブスクリプションのサービスです。

 紹介してくれるのは、今まで30種類以上のサブスクを利用してきたという、インテリアコーディネーターで“サブスクの達人”・宮城いくえさんです。

 自宅にお邪魔すると、オシャレな家具が並ぶモデルルームのような部屋。実は、今、見えているもののほとんどがサブスクだといいます。

 すべて新品、デザイン性の高い家具を月額500円から借りることができる「subsclife(サブスクライフ)」。企業向けにも貸出をしていて、宮城さんはそのアドバイスをしています。

 購入すれば10万円を超えるという、味わいのある木目が特徴のダイニングテーブルは、月額4360円。また、購入すれば10万円を超えるという、華やかなアームチェアは、月額4810円です。

 総額100万円を超えるというこれら家具一式ですが、サブスクでそろえると・・・。

 宮城さん:「月3から4万円くらいになると思います。初期費用としては、かなり安く抑えることができます」

■テレワーク用“快適イス” サブスク利用者10倍

 この「ワークチェア」。テレワークが定着し、サブスクライフでは、利用者が10倍以上になったといいます。

 宮城さん:「(このワークチェアは)海外メーカーのものなんですけれども、購入すると10万円くらいするようなものですが、これも月額4000円くらいで(サブスクで)借りてます。10万円たまるまで待って、自分で頑張って購入するのと、月に数千円払って、先に手に入れるのとでは、快適さが手に入るスピードというのが、だいぶ変わってくると思う。(体に合わないと)整体に行ったりとか、別のところで、お金を使っちゃったりすることもありますし。それならば、サブスクで借りて、快適に過ごしたほうがいいんじゃないかなと」

 さらに、サブスクの利点は合わないと感じたり、飽きたと感じたりしたら、気軽に返却できるところです。

 宮城さん:「“とりあえず”の椅子を買ってしまうと、捨てられなくて、次の物を購入できないということもあります。(サブスクならば)返却すればいいので。廃棄費用もかからないので、手放す際のハードルも下がるという感じですね」

■高価な絵画もサブスク「奇抜な作品試しやすい」

 意外にも、サブスクの“真骨頂”ともいうべきアイテムがあるといいます。

 宮城さん:「このアートも、サブスクなんです」

 高価で手を出しにくいイメージのあるアート作品も、サブスクならお手軽です。

 季節や気分に合わせて、1万3000点以上の絵画から好みの作品を選ぶことができるアートのサブスク。需要が急激に伸びていて、会員数はなんと8倍以上になっているそうです。

 宮城さん:「私自身、あまりアートに触れてこなかったのですが、(サブスクで)気軽にレンタルできることによって、『意外とおうちになじむものなんだな』という認識できました。割と奇抜なデザインを、サブスクだとちょっとトライしてみようかなという気持ちになれたりもするので。それも良いところかなと思います」

■最新家電レンタル 8万円食洗機が月額4000円

 手頃な価格で家具やアートが楽しめるサブスク。一方で、高価な最新家電をお試しできるレンタルサービスも人気です。

 都内に住む女性がレンタルしたのは・・・。

 都内在住の女性:「食洗機になります。(引っ越しをして)築40年の古いキッチンを使うことになったので。便利さをここでも活用したいなと思って、レンタルしました」

 購入すればおよそ8万円する最新式の食洗機を、月額4000円でレンタルしました。

 食器をセットして、あとは食洗機に水を入れるだけなのですが、向かったのは、なぜかキッチンの外。そして、キッチンと隣の部屋を行ったり来たり。その数、なんと5往復です。

 都内在住の女性:「(Q.どこに行っていた?)隣の洗濯室です」「(Q.横に蛇口があるのに?)こちらの蛇口が節水タイプで、水がちょろちょろしか出ないので。洗濯室(の水)を使いました。しびれ切らしちゃいますよね。この量だったら、(自分で)洗っちゃったほうが早くないかなって、正直思いました」

 この家のキッチンには、タンク式の食洗機は合わなかったようですが・・・。

 都内在住の女性:「(Q.知らずに買っていたら?)しまった!と思います。私基準で試せて、ジャッジできて、良かったなと思いました」

 最新家電のレンタルを行うこの会社にも、注文が殺到しているといいます。

 レンティオ・三輪謙二朗社長:「新生活シーズンって、(生活の)スタイルが変わるので。一回試そうっていう方が増えるので、一気に注文は頂ける状態ですね。(売り上げは)2015年に創業してから、ずっと伸びていて。新型コロナで一時期、ちょっと停滞したんですけど。それから、ずっと倍々で成長しています」

■布団乾燥機レンタル 梅雨目前「すごい人気」

 新生活が始まって1カ月余り。最新の家電をレンタルできるサービスが人気を集めています。

 この時期、特に人気な季節商品が・・・。

 レンティオ・三輪謙二朗社長:「梅雨が来るので、布団乾燥機がすごく人気です」

 特定の時期しか使わない季節家電。レンタルなら、収納スペースを取りません。他にも・・・。

 レンティオ・三輪謙二朗社長:「美容家電が中心のコーナーです」

 美容系の最新機種は外せないヒット商品。簡単に本格エステのような体験ができるというブラシ型の低周波美容機器。2週間のレンタルで1万2000円と、少しお高めですが、注文が殺到。その理由というのが・・・。

 レンティオ・三輪謙二朗社長:「これは、意外と男性にも人気があります。男性にも美容願望はあるんですけど、この商品は百貨店ですとか、お化粧品のコーナーとか、そういった所に置いてあるんですね。なので、男性が手に取って使う機会がなかなか作りづらい商品なので、レンタルで一回試してみようという方が多いです。(家電レンタルの魅力は)新しい商品への出会いだと思っていて。レンタルという選択肢がなかったら、(購入を)諦めていたかもしれないけど。レンタルすることによって、やっぱり良い商品だなと思って、買うことができれば、メーカーさんも喜んでくれますし、ユーザーさんも喜んでくれるので。非常に良いんじゃないかなと思います」

(「グッド!モーニング」2022年5月19日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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