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初公判マスクなしで入廷「航空会社の誤った判断」と無罪主張 機内マスク拒否の男(2022年5月17日)
「航空会社の誤った判断で飛行機から降ろされた」。男は初公判で無罪を主張しました。
飛行機内でマスクの着用を拒み、乗務員にけがをさせた罪などに問われている奥野淳也被告(35)。
初公判を前に取材に応じた奥野被告。マスクを着けていません。
奥野淳也被告:「(Q.マスクを着けて頂くことは?)マスクはできません。すみません」
2メートルの距離を取って話を聞きました。
奥野淳也被告:「私自身マスクができないのは健康上の理由です。マスクはする人はすればいいし、しない人はしないでいい。自分の体のことだから、自分自身で判断することだと考えてきました」
起訴状などによりますと、奥野被告はおととし9月、飛行機内で乗客から「マスクをしないまま乗られたら気持ち悪い」と言われ、客室乗務員に謝罪させるよう大声で要求したうえ、乗務員の腕をねじり上げ、緊急着陸させた罪などに問われています。
今月17日の初公判。奥野被告は裁判長との事前協議で「健康上の理由でできない」と伝え、マスクなしで入廷しました。
法廷では飛沫(ひまつ)を防ぐため、ついたてが設けられました。起訴内容について奥野被告は・・・。
奥野淳也被告:「航空会社の誤った判断で飛行機から降ろされました。客室乗務員を威圧したり、暴行したりしていません」
すべての起訴内容を否認しました。
弁護側は「マスクをできない人への、社会の不理解が原因で起きた事件だ」と無罪を主張しました。
次の公判は24日に開かれます。裁判長は被告に異例のお願いをしました。
裁判長:「マスクやフェースシールドを着用しないと事前に伺っていますが、少なくとも被告人が供述する時には、フェースシールドの着用を再考して頂けますでしょうか」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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