原発訴訟 最高裁で弁論 愛媛への避難者「人の痛み放置させない判断を」(2022年5月16日)

原発訴訟 最高裁で弁論 愛媛への避難者「人の痛み放置させない判断を」(2022年5月16日)

原発訴訟 最高裁で弁論 愛媛への避難者「人の痛み放置させない判断を」(2022年5月16日)

 東京電力福島第一原発の事故で愛媛県に避難した住民らが賠償を求めた裁判で最高裁で弁論が開かれ、住民の男性が「痛みを放置させない判断をお願いしたい」と訴えました。

 福島第一原発の事故で愛媛県に避難した住民らが起こした裁判では、一、二審で国と東電の責任が認められました。

 東電へのおよそ4600万円の賠償命令は確定しましたが、国側は判決を不服として上告していました。

 16日に最高裁で開かれた弁論で、住民の男性は「事故は不可逆的でとり返しのつかない事態を生み、今もかけがえのないものを奪い続けています」「人の痛みを放置させない判断をお願いします」と声を震わせながら訴えました。

 原発事故による避難を巡っては愛媛のほか、福島、千葉、群馬の集団訴訟で国の責任について判断が分かれていて、最高裁が夏にも統一判断を示す見通しです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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