“液体のようなもの”かけられた東大寺大仏殿で専門の技術者による「除去作業」始まる(2022年5月16日)
奈良にある世界遺産・東大寺で国宝の大仏殿に液体のようなものがかけられていた事件で、汚れを拭きとる作業が始まりました。
東大寺では今年4月14日、大仏殿の外壁部分の木材に液体のようなものが5m間隔で2か所にかけられているのが見つかりました。警察の鑑定によって、液体はガソリンや灯油などではないことがわかっていますが、詳しい成分の特定には至っていません。東大寺によりますと、発見当時はコーヒーのような甘い臭いがしたということです。
5月16日、現場では、専門の技術者らが水を使って汚れを拭き取っていきました。
(東大寺・庶務執事 上野周真さん)
「復旧にも時間がかかりますし、労力も本当にかかりますので、こういったことは絶対にしていただきたくないなと思っております」
警察は何者かが故意に液体をかけた疑いもあるとみて、文化財保護法違反の疑いで捜査を続けています。
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