韓国・梨泰院の雑踏事故巡り 尹錫悦大統領が謝罪(2022年11月5日)
韓国・梨泰院（イテウォン）の雑踏事故を巡り、尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領が初めて公式に謝罪しました。一方、遺族が尹大統領が供えた花を壊した騒動もありました。
尹大統領は4日午後、弔問先のソウル市内の寺で追悼の辞を述べ、「国民の生命と安全に責任を負う大統領として、あまりにも悲痛で申し訳ない気持ちです」と事故後、初めて公式に謝罪しました。
そのうえで「責任を持って事故を収拾し、二度と悲劇が起こらないようにする大きな責任が私と政府にあります」と述べ、事故の真相究明と再発防止を約束しました。
一方、ソウル市庁前の合同焼香所では、事故で息子を失った母親が尹大統領と呉世勲（オ・セフン）ソウル市長の供えた花を壊し、警察官に取り押さえられる騒ぎがありました。
事故を巡り、当局の対策が不十分などとして政府や警察への批判も高まっています。
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