トルコ 北欧2か国のNATO加盟に難色 ロシアはフィンランドへの電力供給停止へ|TBS NEWS DIG
NATO=北大西洋条約機構への加盟方針を発表している北欧フィンランドに対して、ロシアからの電力供給が停止されることになりました。
北欧のフィンランドとスウェーデンが進めているNATOへの加盟には全加盟国の承認が必要です。しかし、トルコのエルドアン大統領は13日、フィンランドとスウェーデンの加盟申請の動きについて「前向きに考えていない」と述べ難色を示しました。トルコがテロ組織として敵視するクルド系武装勢力「クルド労働者党」を両国が支援していることなどを理由にあげています。
これに対し、アメリカ・ホワイトハウスのサキ報道官は、「トルコの立場を確認しているところだが、両国の加盟について加盟国の幅広い支持を得ていることは間違いないと思う」と話しています。
そうした状況の中、フィンランドをめぐりこんな発表が。
「ロシアからの電力輸入を14日から止めざるを得ない」
ロシアの政府系電力会社の傘下で、フィンランドで電力販売を手がける「ラオノルディック」は13日、「ロシアからの電力輸入を止める」と発表。
代金が支払えないことを理由としていますが、フィンランドのNATO加盟への動きに対する報復の可能性もあります。
ただ、フィンランドの送電会社「フィングリッド」は、電力消費量の10%はロシアから輸入しているものの、スウェーデンからの輸入を増やすなどして対応するため、供給に問題はないとしています。
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