米NY 民間企業に接種義務化、イスラエルは“4回目”接種

米NY 民間企業に接種義務化、イスラエルは“4回目”接種

米NY 民間企業に接種義務化、イスラエルは“4回目”接種

オミクロン株の拡大を受けた世界の動きです。アメリカ・ニューヨーク市では、民間企業に対するワクチン接種義務化がスタート。イスラエルは4回目の接種に乗り出しました。

 新型コロナの1日の感染者が直近7日間平均で20万人台と、拡大傾向のアメリカ。こうした中、最大都市ニューヨークの対策とは。

記者
 「全米で最も厳しいとされるワクチン接種の義務化が、今日から始まりました。こちらの飲食店では、従業員がワクチンの接種を完了したことを示す書類が掲げられています」

 市内の民間企業およそ18万4000社に対し、宗教などの理由を除いて全ての従業員へのワクチン接種を義務づけたのです。違反した場合、日本円でおよそ11万円の罰金が科されますが、雇用主側からは、こんな意見が。

カフェのマネージャー メアリー・サントロさん
 「接種は、自分自身や医師との相談のうえで決めるべきです。雇用主が従業員や客に対して要請するべきものではありません」

 こちらのカフェは、今後も従業員への接種を求めないとしていますが、街では賛成の声も。

義務化に賛成
 「これがパンデミックから抜け出す唯一の方法だと思います」
 「この施策は必要です。オミクロン株が出てきて、誰がいつかかってもおかしくないのだから」

 一方、こうした厳格な措置と逆方向のような動きも。

 「症状がない人の隔離推奨期間を、10日間から5日間に短縮する」

 アメリカ疾病対策センターは、ガイドラインを修正し、陽性となったものの無症状の人の隔離期間を短縮。発症3日後までが最も感染させやすいという最新の研究結果に基づいた判断としています。背景には、感染拡大に伴う病院の人員不足や、乗員が足りず飛行機の欠航が相次いだことなどがあります。

 こうした中、世界に先駆けてイスラエルでスタートしたのは4回目のワクチン接種です。8月に3回目の接種を受け、抗体レベルの低下が確認された医療関係者150人を対象に、27日、試験的に始まりましたが、オミクロン株の広がりを受け近く正式決定される見通しです。(28日17:35)

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