改正道交法きょう施行 高齢者の免許更新制度を変更 運転技能検査の導入も｜TBS NEWS DIG
高齢ドライバーの交通事故防止対策のため、運転技能検査を導入するなど、75歳以上の免許更新制度を変える改正道路交通法が13日から施行されました。
改正道交法では、過去3年以内に信号無視や速度超過など一定の違反をした75歳以上のドライバーに対して免許更新の際、新たに「運転技能検査」が導入されます。
実際に車を運転し、段差に乗り上げてしまったときに対処できるかなどをチェックしますが、不合格の場合には、運転免許証の更新ができなくなります。
警視庁 茅根弘幸 運転者教育課長
「加齢にともなう身体能力の低下、あるいは判断能力の低下、こういったところを自覚していただいて、安全運転に努めていただく」
一方で、免許更新の際の認知機能検査が簡素化され、時計を描く検査項目がなくなったほか、高齢者講習の所要時間は2時間に一元化されます。
このほか、より安全なサポートカーに限り運転を継続できる「サポートカー限定免許」制度も導入されました。去年1年間に全国で75歳以上の高齢ドライバーが起こした死亡事故は346件にのぼっています。
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