各地で大雪“袋田の滝”も凍った!“数年に一度の寒波”影響続く(2021年12月28日)

各地で大雪“袋田の滝”も凍った!“数年に一度の寒波”影響続く(2021年12月28日)

各地で大雪“袋田の滝”も凍った!“数年に一度の寒波”影響続く(2021年12月28日)

 数年に一度の寒波の影響で、28日も各地で大雪となりました。スリップ事故なども相次いでいて、引き続き警戒が必要です。

 新潟県津南町。数年に一度レベルの寒波による大雪は、28日も続きました。津南では最深積雪が146センチになりました。これは、平年のおよそ1.7倍です。

 また、新潟県の魚沼市。雪にはまった車を何とか助けようとしますが・・・。

 青森市内では除雪が追い付かず、各地で渋滞が。青森では最深積雪が111センチと今期最多になりました。これは平年のこの時期のおよそ3.8倍で、12月に積雪が100センチを超えたのは37年ぶりです。

 なかには、積もった雪に、はまってしまった人も・・・。

 目撃した人:「埋まってまして、そこも1車線になっていたみたいで、それでずっと渋滞していたようで。みんなまわり前後の車とか助け合いながら車を後ろの車の人たちで押して、走らせたりとか」

 また、記録的な大雪となった近畿地方。2日間で降った雪の量は、滋賀の彦根で78センチ、京都の舞鶴で70センチと観測史上1位を記録しました。

 滋賀県彦根市。雪が積もった道路を進む車は、ノロノロ。あっという間に連なってしまいます。

 栃木県日光市、東武ワールドスクウェアでは世界の有名な建築物のミニチュア模型に雪が降り積もりました。

 今年も残すところ3日。本来なら大掃除をするはずが、雪かきに。

 ミニチュアといえども高さ26メートルある東京スカイツリーの模型は高所作業車を使って雪と汚れを取り除きます。

 一方、雪だけではありません。28日朝も全国的に厳しい冷え込みとなりました。東京都心ではマイナス1.6度を観測して、12月として45年ぶりに3日連続の冬日となりました。

 全国的に厳しい冷え込みとなった28日朝。茨城県の観光名所では、ある美しい現象が起きました。

 日本三名瀑に数えられる「袋田の滝」の「氷瀑」です。

 観光客:「(Q.きのう凍ったらしい)え~ラッキー」「(Q.タイミングとしては)最高ですね」

 袋田観瀑施設・谷部裕支配人:「きのうから急に冷え込みが激しくなりまして、現在ですと3、4割程度。ですが、これから年末に向けてどんどん氷爆のほうが進んでいくと思います」

 滝が凍り始めたのは、今年は平年と同じか遅いくらい。先週からの寒波で一気に冷えて、凍ったそうです。そして、今はまだ凍っているのが、3割から4割ですが・・・。

 これはおよそ9割が凍った袋田の滝です。滝全体が真っ白になり美しい姿を見せています。

 袋田観瀑施設・谷部裕支配人:「滝の方が凍り始めますと、お客様のほうがどんどん増えてくるような状況です。お客様に来て頂けると非常にうれしいので、(客)が増えてくるのかなと期待しております」

 29日、30日は全国的に寒さが和らぎますが、大みそかから再び強い寒気が流れ込み、日本海側で大雪の恐れがあります。

 また、太平洋側も厳しい冷え込みになる見込みです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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