親ロシア派 ウクライナ・ヘルソン州のロシア編入要請へ(2022年5月12日)
ロシア軍が占領しているウクライナ南部のヘルソン州について、親ロシア派が住民投票を行わず、ロシアへの編入を求めると表明しました。
タス通信によりますと、ヘルソン州の親ロシア派幹部が11日、「ヘルソン州のロシア編入をプーチン大統領に要請する」と発表したということです。
「住民投票は必要なく、プーチン氏が大統領令に署名するだけで済む」とも述べ、年内をめどに編入を目指すとしています。
ヘルソン州では、親ロシア派の主導でロシア編入の是非を問う住民投票を行う動きもありましたが、支持が得られないと判断し、強硬策に踏み切った形です。
一方、ウクライナのベレシュチュク副首相は11日、ロシア軍に包囲されている南部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所について「武力での解放は不可能」で重傷者の救出もロシア側に拒否されたと明かしました。
人道回廊の設置を求めて交渉を続けていて、ロシア軍の捕虜との交換を提案しているということです。
ベレシュチュク副首相は、まだ合意に至らず「交渉を続けている」としています。
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