“コミュニケーション取りにくい”…「屋外でのマスク着用見直し」を東京都医師会が言及 背景には「子どもたちの発達への影響」|TBS NEWS DIG

“コミュニケーション取りにくい”…「屋外でのマスク着用見直し」を東京都医師会が言及 背景には「子どもたちの発達への影響」|TBS NEWS DIG

“コミュニケーション取りにくい”…「屋外でのマスク着用見直し」を東京都医師会が言及 背景には「子どもたちの発達への影響」|TBS NEWS DIG

新型コロナウイルス対策のマスクについて、東京都医師会がきのう、屋外での着用の見直しに言及しました。背景にあるのはマスクによる子どもたちへの発達への影響です。

東京都医師会 尾崎治夫会長
「まず屋外では着用の見直しをしていってもいいのではないか」

きょう松野官房長官も・・・。

松野博一官房長官
「(気温や湿度が高い時)屋外での人との距離が十分ある場合にはマスクを外すことを推奨しています」

東京都医師会が提案した「屋外でのマスク着用の見直し」。背景にあるのはマスクが子ども達の発達に及ぼす影響です。

東京・青梅市の青梅幼稚園。子ども達は外で遊ぶときはマスクを外し、室内ではマスクをつけています。

「しゃべるとすぐ落ちる」

園長はマスクがあることで子ども達とコミュニケーションが取りにくい場面があると話します。

青梅幼稚園 横山牧人園長
「コミュニケーションの部分においては(マスクが)ない方がより伝わりやすいかなというのはあります。ちょっとわからなかったら近寄ってきて、どうなのとか、これ見てよとか手を引っ張ってとかある」

国立成育医療研究センターの調査では、「同居している家族以外の大人の口元を見る機会が少ない」と答えた子どもは86%にのぼっています。

こうしたなか、マスクで表情が見えないことを防ごうと新たな取り組みも。

保育士がつけているのは透明なマスクです。埼玉県越谷市の公立保育園では先月から「口元の見える」マスクの着用を始めました。

越谷市保育施設課 阿部伸也課長
「効果としては表情を伝えやすくなったとか、口の動きを見て真似する子どもがいたとか効果は見えている」

一方でこんな反応も・・・。

越谷市保育施設課 阿部伸也課長
「0歳とか保育士がいきなりつけるとびっくりして泣いてしまうとか、口元のマスクに集中して絵本に集中しないとかそういうことが現在起きている」

東京都医師会は「子どもは喜怒哀楽を表情で覚えていく。これから5年、10年先に影響が出る恐れがある」として「まずは屋外でマスクを外すことを勧める」としています。

▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/sAD0oVW

▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1

▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/E81f4KN

▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/tnzVCMU

TBS NEWSカテゴリの最新記事