フランス ワクチン接種実質義務化の法案閣議決定、新規制も発表

フランス ワクチン接種実質義務化の法案閣議決定、新規制も発表

フランス ワクチン接種実質義務化の法案閣議決定、新規制も発表

 フランス政府は、飲食店などを利用する際、新型コロナワクチンの接種証明の提示を義務付けた、事実上接種を義務化する法案を閣議決定しました。

 変異ウイルス「オミクロン株」の感染が拡大するフランスでは先週、1日の新規感染者が10万人を超え過去最多を更新しました。

 感染者の急増を受け27日、飲食店や、長距離の交通機関を利用する際などにワクチン接種証明の提示を義務付け、検査での陰性の証明は認めないとする法案が閣議決定されました。議会での審議を経て、来月15日からの導入を目指すとしています。

 カステックス首相は「陰性証明を認めていた“健康パス”を“ワクチンパス”に変更する」と表明。また来月3日から原則、週3日以上のテレワークを義務付けることや、大規模イベントの人数制限などの新たな規制も発表しました。(28日09:24)

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