フィリピン大統領選9日投開票 支持率トップは「独裁者」と呼ばれた元大統領の息子|TBS NEWS DIG
6年に一度のフィリピン大統領選が9日、投開票日を迎えます。世論調査ではかつて独裁者と呼ばれた元大統領の息子が最も支持を集めています。
記者
「選挙戦も最終局面を迎えました。候補者が支持者らに最後の訴えです」
ドゥテルテ大統領の任期満了に伴うフィリピンの大統領選挙。
世論調査で支持率トップを走るフェルディナンド・マルコス氏(64)は、1965年に大統領に当選し、独裁体制を敷いて国民を弾圧したマルコス元大統領の息子です。SNSを駆使した選挙戦略で独裁時代を知らない若い世代を取り込み、世論調査ではおよそ6割の支持を集めています。
2位につけているのが現職の副大統領のレニー・ロブレド氏(57)。人権派弁護士でもあるロブレド氏はマルコス氏の選挙手法を「歴史の塗り替えだ」と非難し、民主派層を中心に支持を集めています。
このほかに国民的人気を集めた元プロボクサーのマニー・パッキャオ氏(43)など8人が立候補していますが、いずれも支持は伸びておらず、事実上マルコス氏とロブレド氏の一騎打ちの様相となっています。
フィリピン大統領選は9日朝から投票が始まり、正式な開票結果は10日夜ごろに判明する見通しです。
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/UOvDu6m
▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/jTsSHCi
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/8esbXQZ
コメントを書く