北京 徹底した“ゼロコロナ”続く・・・PCR検査に行列(2022年5月7日)

北京 徹底した“ゼロコロナ”続く・・・PCR検査に行列(2022年5月7日)

北京 徹底した“ゼロコロナ”続く・・・PCR検査に行列(2022年5月7日)

4月から感染者が増加している、北京。5月6日の新規感染者は、わずか53人。しかし、“ゼロコロナ”を掲げる中国では、4日から地下鉄の駅60か所以上が閉鎖され、市内の移動も制限され始めています。一方で人があふれているのが・・・
北京在住 美濃輪泰史さん
「今日は、PCR検査に並んでいます。見ての通り、すごい行列です。たぶん、あと20~30分位かかるんじゃないでしょうか」
市内の一部地域では、毎日のPCR検査が求められ、陰性証明がなければ、スーパーや飲食店に入れないと言います。そのため、多くの人が検査に押し寄せ、トラブルも起きていました。
検査に来た女性
「やってくれないの?もう終わりなの?きのう来てもダメだと言われて」
北京では、1人でも感染者が出た地域には、外出禁止令が出されます。また、感染リスクが高いとされている174か所が完全封鎖になっています。
北京在住 美濃輪泰史さん
「今敏感になっているので例えばPCRの陰性証明だとしても、風邪で病院に行ってしまうと(隔離され)外に出られないなどコロナ感染者の扱いを受けてしまう」

一方、ロックダウンから一カ月がすぎた上海。街は閑散としていますが・・・突然、住民の大行進が。20人が一組になって、買い物に出かける時の様子です。5月に入り、一部の地域で、人数や時間を制限して外出できるようになりました。上海では、感染者数がピーク時の6分の1程度にまで減少しています。ロックダウンの解除は近いのでしょうか?
上海在住の日本人男性
「4日の夜に外出許可証が配られたんですけど・・・」
男性は、今月から部屋を出られるようになりました。さらに敷地の外へ、外出もできると思っていましたが・・・
上海在住の日本人男性
「5日のお昼に、きのう配った外出許可証使用は禁止ですという案内がありまして。周りのエリアで陽性者がちらほら出ているので、外出すると危険だしうつる可能性があると」
おととい、習主席ら最高指導部は、「ゼロコロナは揺らぐことなく堅持しなければならない」と改めて強調しました。上海市民は・・・
上海市民
「上海の人は、ゼロコロナ政策はばかげていると思っています。ゴキブリや蚊などをゼロにすることができないのと同じです。(ロックダウンを)解除するという話を何度も聞きましたが、しばらくは続くと思います。」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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