紆余曲折あった維新と国民の参院選『京都では協力』へ その他は「それぞれで候補者」(2022年5月6日)
日本維新の会が国民民主党と結んだ夏の参議院選挙での選挙協力などの合意について、政策合意は白紙としながらも、京都選挙区では選挙協力を行う考えを明らかにしました。
5月6日午後、京都で行われた日本維新の会と国民民主党の共同会見。夏の参院選・京都選挙区で維新候補に国民が推薦を行うと発表しました。
選挙協力をめぐって両党の間では4月20日、政権交代を目指すことなどが盛り込まれた合意文書が交わされていました。しかし、国民民主党内部で反発が出るなどして5月2日の両院議員総会で白紙撤回を決めていて、維新の会も合意文書を破棄する考えを示していました。
こうした中、6日に行われた会見で、両党は京都選挙区での選挙協力については実施する考えを明らかにしたのです。
(日本維新の会 馬場伸幸共同代表)
「私と前原さんとで約3年前からどういう国を作っていくべきかという大きな方向性について議論を積み重ねてまいりました」
(国民民主党 前原誠司代表代行)
「やはり日本維新の会さんとも力を合わせて、政権交代を果たしていくことが私は大事なことだろうと。そして協力関係を強めていく」
京都以外の選挙区については「それぞれで候補者を擁立していく」としています。
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