大雪で大型トラックが走行できず…一時2km以上にわたり車が立ち往生 滋賀・彦根市(2021年12月27日)
数年に一度クラスの強い寒気が流れ込んでいる影響で、近畿北部では記録的な大雪となり、車の立往生など交通に大きな影響が出ています。
12月27日に観測された最大の積雪は、滋賀県高島市今津で77cm、兵庫県朝来市和田山で74cm、滋賀県彦根市で73cm、京都府舞鶴市で71cmで、いずれも12月の観測史上1位を記録しています。
交通にも影響が出ています。滋賀県彦根市の国道で大型トラックが走行できなくなり、一時2km以上にわたって後続の車が立往生しました。現在は解消に向かっているということです。
(ドライバー)
「兵庫まで行かないとダメなんですが、お客さんが待っているんですけれど、慌てたってしょうがないし」
また27日午後2時ごろ、近江鉄道の彦根駅~ひこね芹川駅間で線路の点検などのために試運転をしていた車両が雪に乗り上げて脱線したということです。ケガ人はいませんでした。
影響は高速道路でも出ています。27日午後5時時点で、名神高速道路の八日市IC~一宮ICの上下線とも通行止めとなっているほか、北陸道でも一部通行止めとなっています。
また東海道新幹線が雪のため徐行運転をしている影響で、新大阪駅発の下りが最大90分ほど遅れているほか、JR西日本は北陸線・近江塩津駅~琵琶湖線・野洲駅間で終日運転を取り止めています。
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