美咲さん母「言葉になりません」新たに“黒のハイネック”見つかる・・・今後の鑑定は?(2022年5月4日)

美咲さん母「言葉になりません」新たに“黒のハイネック”見つかる・・・今後の鑑定は?(2022年5月4日)

美咲さん母「言葉になりません」新たに“黒のハイネック”見つかる・・・今後の鑑定は?(2022年5月4日)

山梨県道志村の山中で、4日、新たに人の骨のようなものと服が見つかりました。

先月25日、道志村で、警察が数センチ程度の人の頭の骨を回収。その後も、沢沿いの捜索を続け、エメラルドグリーン色の子ども用の靴、ピンク色の靴下が見つかっています。そして、靴が見つかった場所の近くで、新たに人の骨とみられるものが土の中から見つかりました。さらに、衣類も見つかりました。服の色は、黒色でハイネックだといいます。

近くのキャンプ場では、2年7カ月前、小倉美咲さん(当時7)が行方不明になっています。行方不明になった日、黒いハイネックの服を着ていました。これまで靴などがみつかった場所は、キャンプ場からは大人の足で30分ほどかかるそうです。

すでに見つかっている人の骨からは、個人が特定できるDNA型は検出されていません。警察は、母親との血縁関係について調べる“ミトコンドリア型”のDNA鑑定を行う方針です。

警察は、新たに見つかった黒い服からも付着物を採取し、DNA鑑定を行い、人の骨とみられるものの鑑定も行う予定です。

4日夕方、美咲さんの母親・とも子さんがコメントを出しました。
小倉とも子さん:「警察から先ほど電話で、新たに美咲が着ていたような服と骨のようなものが出てきたと連絡があり、正直言葉になりません。電話の後、しばらく放心状態で涙が止まりませんでしたが、私は絶対にあきらめません。この2年7カ月、ずっと美咲が無事に戻って来ることを神様に願い続けてきました。必ず神様が美咲を守ってくれて、私の元へ無事に返してくれると信じています」

◆社会部の金井誠一郎記者に聞きます。

(Q.連日、集中的な捜索が続いていましたが、ここにきて、新たに見つかったというのは、どのような経緯があったのでしょうか)
警察は、これまで、地表を中心に捜索を行ってきました。ただ、4日は鍬などを持ち込んで、捜索を行いました。なぜかというと、靴や靴下が、ある程度限られた範囲内で相次いで見つかっていたなかで、この数日間、何も見つからない状況が続きました。3年という時間の経過や、雨や風によって地中に埋もれている可能性もあることから、さらに広い範囲を捜索するのではなく、範囲を絞り込んで、土の中の捜索に踏み切ったとみられています。

(Q.今後、身元を特定していくためには何が必要なのでしょうか)
すでに見つかっている頭の骨からは、DNA型は検出できませんでした。今回、見つかった骨のようなものから、個人を特定できるかどうかは、それが骨であれば、どの部分の骨なのかが重要になってきます。
例えば、DNA型を検出しやすいとされる骨髄を含んだ骨であれば、個人を識別できる可能性は高まります。そのほかにも、歯が見つかって歯型がわかれば、DNA鑑定以外の方法でも、身元の特定につながる可能性が出てくるといえます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事