“規制なしのGW”活気戻ったミナミの飲食店から喜びの声 一方で感染再拡大に懸念も(2022年5月4日)

“規制なしのGW”活気戻ったミナミの飲食店から喜びの声 一方で感染再拡大に懸念も(2022年5月4日)

“規制なしのGW”活気戻ったミナミの飲食店から喜びの声 一方で感染再拡大に懸念も(2022年5月4日)

去年のゴールデンウィーク、大阪・道頓堀では「緊急事態宣言」で飲食店に休業や営業時間短縮の要請が出されていたこともあり、街にはほとんど人の姿はありませんでした。あれから1年が経ち、道頓堀にはコロナ前の活気が戻っていました。

 5月3日夜の大阪・道頓堀。ゴールデンウィーク中とあって多くの人でにぎわっていました。緊急事態宣言が出ていた去年と比べてみると人出が増えたのがわかります。

 「Agoop」のデータによると、5月3日午後8時のミナミ周辺の人出は前年比で約3倍に増えていました。

 (観光客)
 「(Qきょうはどこから来た?)愛知県から来ました。(Q大阪に来た目的は?)ゴールデンウィークだし、旅行もコロナの間ずっとしていなかったので。きょうは新喜劇を見て、この辺りで買い物をしました」
 「(Q今夜の街の様子は?)びっくりしました。通れないので、えーっと思って。(Qミナミ周辺でどこかに行った?)いまから食事に行こうかと思っているけど、どこで食事したらいいのかなと…。どこも満席で予約が取れなかったんですよ」

 多くの飲食店が立ち並ぶ道頓堀商店街に行ってみると…

 (リポート)
 「正直、数年前にタイムスリップしてきたような気持ちになりますね。両サイドに見えているたこ焼き店にも長蛇の列ができています」

 中には1時間待ちの行列もできていました。これまでコロナによる痛手を受け続けてきた飲食店ですが、ようやく以前のような活気が戻ってきたようです。

 道頓堀にある「串焼き・けー坊」では、去年のゴールデンウィークは酒類を提供せず、午後8時までの時短営業を行っていました。営業はしていたものの、お客さんの姿はほとんど見られませんでしたが、ここでもにぎわいが戻っていました。

 (リポート)
 「去年のゴールデンウィークの時に取材をした焼き鳥店なんですが、店の中は満席で外まで列ができていますね」
 (串焼き・けー坊 岡田啓二店長)
 「(Q今年のゴールデンウィークは去年と違う?)全然違いますよ。緊急事態宣言で売上げが1日1万円とかだったんですよ。(今年は)平均で売り上げが1日20万円になりましたわ。それぐらい違うんですよ。(Q去年と比べて20倍に?)そうですよ。やっとお客さんが戻ったという感じで、めちゃくちゃうれしいです」

 ゴールデンウィーク中の売り上げはコロナ前と同じ水準まで回復。ただ、うれしい気持ちがある一方で、コロナの感染再拡大への不安は払拭できないと話します。

 (串焼き・けー坊 岡田啓二店長)
 「いま、道頓堀がめちゃくちゃ人通りが多いんですよ。これまで2年間、我慢としんぼうしてきたので、(感染の再拡大は)絶対にあってほしくないですわ。時短営業とかお酒をだしたらアカンとか、緊急事態宣言は絶対に避けたいです。(Qこの先がどうなるかわからないところも?)そうですね。コロナがなくなってほしいです」

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