【現地報告】知床観光船 いまだ12人不明 捜索の長期化で漁業者は仕事との両立を模索(2022年5月4日)

【現地報告】知床観光船 いまだ12人不明 捜索の長期化で漁業者は仕事との両立を模索(2022年5月4日)

【現地報告】知床観光船 いまだ12人不明 捜索の長期化で漁業者は仕事との両立を模索(2022年5月4日)

 北海道の知床で観光船が沈没した事故について、4日は悪天候のなかでの捜索となりました。現在の状況はどうなっているのでしょうか。北海道斜里町のウトロ漁港から報告です。

 (桝田沙也香アナウンサー報告)
 4日は朝から冷たい雨が降り続いていて、午後はみぞれのようなものに変わってきました。寒さは増す一方で、足先から震える寒さとなっています。

 そして、波について捜索活動に協力している関係者の人に話を聞きました。

 午前中は南風の影響でそこまで波は立っていませんでしたが、午後になって北風に変わり、波も立ってきて捜索活動も難航するのではと話していました。

 民間の観光船も午前中には捜索活動を終えて戻ってきていました。

 悪天候のなかで行われている4日の捜索活動ですが、今のところ新たな発見などの情報は残念ながら入ってきていません。

 (事故から12日ということで捜索活動も長期化しているが?)
 そうですね、難航しています。多くの漁船が係留されているのですが、ここでは多くの漁業関係者の人も捜索活動の協力にあたってます。

 関係者の人に話を聞いたところ、これからの時期は定置網漁という網入れ作業が始まるということで、仕事も忙しくなってくるそうです。仕事と捜索活動の両立を考えていかなければならないと話していました。

 漁に出た際には、今後は目視での確認作業を続けて協力は引き続きしていきたいと力強く話していました。

 そんななか、民間のサルベージ船の捜索活動も加わります。そのサルベージ船は知床半島沖に6日にも到着する見込みだということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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