靴下は「美咲のものだと・・・」不明女児の母親が語る胸中 懸命な捜索続く(2022年5月3日)
行方不明になっている小倉美咲さんについて母親の小倉とも子さんが、見つかった靴下は「美咲のものだと思う」と語りました。
美咲さんの母・小倉とも子さん:「今回、『個人の特定ができなかった』というご連絡を警察から頂まして、率直な感想はほっとしたという思いでした」
山梨県道志村の山中で見つかった人骨からDNA型が検出できなかったという報告を受け、3年前に近くのキャンプ場で行方不明になった小倉美咲さんの母・とも子さんが取材に応じました。
先月23日に人頭の骨の一部が見つかって以降、警察の捜索により、付近から左右の運動靴と靴下が発見されています。
美咲さんの母・小倉とも子さん:「きょう警察の方とお会いしまして、もう一方の見つかった『靴と靴下の写真』も見せて頂きまして、私の方で確認させて頂きました。もう一方の靴の方が多少『落ち葉の中にあった』ということで汚れが多く付いていて、泥が付着したり、ちょっとボロボロしている状態も見られた。ただ、そのような状態でも『美咲の履いていたものの片方』だと分かるような状態でした」
そして、靴下についても・・・。
美咲さんの母・小倉とも子さん:「ピンク色のウサギの柄の靴下でした。当時、私の記憶では『花柄のものを選んだんじゃないか』と思っていた。どれを選んだのか分からなかったので、家にある『美咲が当時、履いていた靴下』がたくさんあるので、それを全部持っていって、そのなかに抜けている柄がないか、自分の記憶をはっきりさせたくて全部持っていって照らし合わせたところ、やはり美咲が持っていた柄と同じ『ピンクのウサギの柄の靴下」をお見せ頂けたので『美咲のものだな』と私のなかでは思いました」
発見現場付近では、今月3日も40人態勢で捜索が続けられていました。
ヘリで上空から撮影した映像を見ると、捜査員がスコップで土を掘っている姿や、はけのようなもので細かい土をどけている様子も・・・。
そして、科学捜査研究所で個人が特定できるDNA型は検出されなかったという山梨県警ですが、今後は「ミトコンドリア型のDNA鑑定」を行う方針です。
美咲さんの母・小倉とも子さん:「やはり私としては『美咲が無事に戻ってくる』と信じていますので、美咲のものではないという結果を祈りながら待ち続けたいと思います」
精神的負担から一度は「取材対応にいったん区切りを付けたい」と語っていたとも子さんですが・・・。
美咲さんの母・小倉とも子さん:「帰りの道中で、もう片方の靴が見つかって靴下が見つかってという話も聞いて・・・やはり私としては、美咲が無事に戻ってくるということをあきらめたわけではないので。私としても皆さんが報道して頂けることが美咲につながる情報提供が集まると信じておりますので・・・。この私の言葉を1人でも多くの方に届けて頂いて、美咲が見つかるようにご協力頂けたらありがたいなと・・・」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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