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移植しなければ・・・父親の決断 3歳女児を襲った“原因不明の肝炎”患者最多のイギリス(2022年5月2日)
“原因不明の急性肝炎”が世界の子どもたちのなかで次々に広がっています。現在、世界で250人近く報告されていて、最も多くの患者が報告されているのがイギリスです。一時重体に陥ったローラちゃん(3)と、父親のアラン・レインさん(27)を取材しました。
異変は2カ月前、突然やってきたといいます。
父親、アラン・レインさん:「すべては3月13日の午前2時ごろに始まりました。子どもの誰かがせきをするのが聞こえて見に行くと、ローラが寝室で床に吐いていたんです」
入院したロンドンの病院で行った血液検査では『アデノウイルス』が発見されたといいます。
父親、アラン・レインさん:「アデノウイルスが発見されて、良い薬があるので治療できると思うと言われた」
しかし、薬での治療を始めた翌日、症状が悪化。集中治療室に運ばれました。
父親、アラン・レインさん:「いよいよ深刻な状況になり、新しい肝臓を移植しなければ死ぬと。ついには私たちがドナー検査をする事態になりました。ドナーが現れなかったからです」
そして、アランさんは、自らの肝臓をローラちゃんに移植することを決めました。手術は成功。一命をとりとめ、父親に手を引かれ、歩けるまで元気になりました。ただ、急性肝炎になった、原因は分かっていません。
イギリスで、同じような肝炎になった子どもは、これまでに145人確認されています。多くは、かぜのような症状を引き起こす、アデノウイルスにかかっていたといいます。
日本では原因不明の急性肝炎の疑いのある子どもが3人いますが、1人はアデノウイルスにかかっていないことが分かっています。
20カ国以上で確認されている原因不明の急性肝炎。アメリカではその疑いで1人が死亡、新たにインドネシア当局は3人の子どもが亡くなったと発表しました。
原因は、何なのでしょうか。新型コロナのロックダウンによる、免疫力の低下を指摘する専門家もいます。
ノッティンガム大学、ウィル・アーヴィング教授:「通常、幼児が感染するウイルスに感染せず、2年経った今、感染し、何らかの理由で感染が異常な症例をみせているかもしれない」
ローラちゃんの父親、アランさんはこう話します。
父親、アラン・レインさん:「最初のロックダウンのころは1歳でした。保育園も閉鎖したので、ローラは家で過ごす時間が多かった。大人なら軽いかぜのウイルスに対して、子どもたちが免疫を得られていないのだと思います」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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