彦根市で平年の「30倍」以上の雪 全国の約9割の地点で最低気温が0度未満の冬日(2021年12月27日)
27日も強い寒波の影響で、各地で大雪となっています。一部の国道では、立ち往生する車が相次ぎました。
道路脇に突っ込んだ車。
ドライバー：「このカーブで対向車が中央車線超えて来たんですよ。正面衝突しそうだったので、精一杯避けたら、この結果です。当たらずに済んだけど、この形です」
滋賀県彦根市は27日朝、一面雪に覆われました。
滋賀県内では、国道8号や国道306号など複数の場所で車が立ち往生しました。
平年であれば、彦根のこの時期の積雪はわずか2センチですが、27日は12月の観測史上1位となる、73センチの積雪を観測。つまり、30倍以上の雪が積もったことになります。
地元住民：「（Q.雪はいつぶり？）生まれて初めて。こんなの・・・」「（Q.雪はまだ続きそう？）いやもう堪忍や」
この数年に1度のレベルの寒波は普段、降らない場所に大雪を降らせました。
30代男性：「ちょっとびっくりしてます。会社に無事、着けるか不安です」
慣れない雪に困惑・・・。
この冬初めて「顕著な大雪に関する情報」が発表された鳥取県。
28日夕方まで降る雪の量は北陸で70センチ、東北と関東甲信で60センチなどと予想されています。
27日朝は冷え込みも強まりました。皇居外苑にある和田倉噴水公園のシンボルの大噴水は27日朝、一面凍りつきました。
東京都心の最低気温は、今シーズン最も寒いマイナス2.2度。12月にここまで下がるのは45年ぶりです。
東京・武蔵野市の製餡所では、スタッフが冷たい水に手を入れ、手作業で小豆を洗っています。室内は外と同じくらい寒い4度・・・。
製餡所は、和菓子の贈答が増えるこの年末年始が一番の書き入れ時。休むことはできません。
平澤製餡所・平澤孝太郎社長：「蒸気に温まりながら、待っているお客さんがたくさんいるので、頑張らなければな」
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
