上海市でコロナ“流入”防ぐ驚きの人海戦術 北京ではコロナ警戒で冷凍庫が“爆売れ”(2022年4月28日)
中国では上海市がロックダウンから1カ月を迎えましたが、今も新型コロナウイルスの感染拡大が止まっていません。その影響からか、同じく警戒が続く北京ではあるものが飛ぶように売れているといいます。
閑散とした街並み。上海では14日間、陽性者が出なければ「地域の制限」は解除されますが、1カ月経った今も解除は3割程度にとどまります。
新規感染者もいまだ1万人を超え、「徹底した検査」が続いています。
感染者の「流入防止」にも余念がありません。
上海に続く高速道路の脇には一定の間隔で人の姿が・・・。検査を逃れるために途中で降りる人を監視しています。
トランクを開けているのも、隠れている人を見つけるためだといいます。
そんな上海に迫るほど緊張が高まっているのが北京です。
北京の新規感染者は、27日は50人。「少ない」と思うかもしれませんが、地方都市なら「街ごとロックダウンしてもおかしくないレベル」だといいます。
一斉PCR検査も始まり、在宅勤務に切り替えるよう呼び掛けられています。そんななか、売れているのが「冷凍庫」です。
店員:「今はオフシーズンなのに(冷凍庫が)一日20台も売れている。『食料買いだめ』のためですよ」
記者も、ぬかりがありません。
備蓄用に購入をした冷凍庫。27日に届いたばかりで、中身は空っぽです。ちなみに北里記者の備蓄は水とお菓子。あとは「酒」が目立ちます。
ロックダウンを巡り、北京のお隣の河北省では硬い床に杭が打たれ、ドアを開かなくする様子がSNSに投稿されました。
地元政府は「一部の過激な措置を検証し、改善する」と釈明しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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