封鎖下でなぜ感染?中国・上海“ロックダウン”開始から1か月|TBS NEWS DIG
中国・上海でロックダウンが始まって28日で1か月です。先日、陽性が判明し隔離中の男性が取材に応じてくれたのですが、封鎖生活を続けていたのになぜ感染したのでしょうか?
記者
「事実上のロックダウンから1か月となりましたが、今も変わらず外に出ることはできません」
事実上のロックダウンを開始したものの、先月以降で感染者は50万人を超え、死者が285人にのぼっている上海。感染者は症状がなくても強制隔離されます。
私たちが取材した中国人男性(30)は25日から家族とともに博覧会などで使われる中国一の大型展示場に隔離されています。
感染して隔離中の男性(30)
「臨時施設なのでしょうがないが、風呂とトイレは狭いしお湯も出なくて不便です」
ずっと家で過ごしていたのになぜ感染したのか。思い当たる出来事は。
感染して隔離中の男性(30)
「陽性となった自宅の隣人からか、PCR検査を受ける時にエレベーターで一緒になった人から感染したと思う」
封鎖生活を強いられても感染し強制隔離までされた男性。“ゼロコロナ政策”については・・・。
感染して隔離中の男性(30)
「他の国と比べ死者や感染者が少ないので支持する」
ただその一方で・・・。
「死にたい!死にたい!」
封鎖生活に耐えられず逃げ出そうとする人や感染判明後、強制隔離に必死に抵抗する人の姿も。
1600万人以上が外出を制限されるなか、上海では“ゼロコロナ政策”支持一辺倒とはいえなくなっています。
一方、今週都心部の全市民を対象にPCR検査を始めた北京。
記者
「こちらの北京市内の映画館は鍵がかかって入れなくなっています」
27日に新たに確認された感染者はわずか50人だったものの、28日から一部地域の映画館の営業が停止されたり、学校の授業がオンラインになったりするなど日に日に対策が厳しくなりつつあります。
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