「JR西日本」連結決算が『2年連続赤字』前年度より赤字幅縮小…2022年度は黒字見込み（2022年4月28日）

「JR西日本」連結決算が『2年連続赤字』前年度より赤字幅縮小…2022年度は黒字見込み（2022年4月28日）

ＪＲ西日本は、２０２１年度の連結決算が１１３１億円の赤字と２年連続で赤字になったと発表しました。

　ＪＲ西日本によりますと、２０２１年度の売り上げは前年度より１２％増加し、１兆３１１億円、グループ全体の最終的なもうけを示す純損益は１１３１億円の赤字でした。前年度に比べて赤字幅は縮小したものの、２年連続の赤字となりました。新型コロナウイルスの流行により外出の自粛が続いた上、在宅勤務が定着したこともあり、鉄道の利用者が低迷したということです。

　（西日本旅客鉄道　中西豊取締役）
　「なかなかコロナの影響は読み切れない状態の中で、やはりしっかりと鉄道を存続させると。悩みながら、需要がどこまで戻るのかが変動する中で、しっかりとまず安全に鉄道を運行する」

　一方で、２０２２年度は５８５億円の黒字を見込んでいるということです。

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