ウクライナと隣接のモルドバ 2日連続で爆発 ゼレンスキー大統領は“ロシアによる脅し”と指摘|TBS NEWS DIG
ウクライナと隣接するモルドバでは2日連続で爆発がありました。
ゼレンスキー大統領はロシアの作戦の1つで「モルドバがウクライナを支持すれば特定の措置がとられるとの脅しだ」と指摘しています。
ウクライナと隣接するモルドバ。その東部の親ロシア派支配地域において、25日に治安当局の本部で、26日にはラジオの電波塔などで爆発がありました。
地元住民
「(大きな爆発でしたか?)とても大きかったです。窓ガラスが落ちてきて、私の頭にも落ちてきました」
モルドバのサンドゥ大統領は「地域を不安定化させようとする勢力がいる」として非難しました。
モルドバ サンドゥ大統領
「モルドバを巻き込もうとする、いかなる挑発行為も非難する」
最初の爆発を受け、ウクライナ国防省は爆発現場にロシアの情報機関の支局もあったとしていて、ゼレンスキー大統領は“ロシアによる脅しだ”としています。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「モルドバがウクライナを支持したら特定の措置がとられると示しているのです」
モルドバにはロシア系住民が一方的に独立を宣言した地域があり、ロシア軍が駐留しています。
ロシア軍高官はこの地域につながるウクライナ南部の制圧を目指すと発言していて、モルドバでの緊張が高まっています。
アメリカは…
アメリカ オースティン国防長官
「(爆発の)詳細は不明だが、我々は注視していく」
そのオースティン国防長官が主催するウクライナへの軍事支援について話し合う国際会議がドイツで開かれました。
会議にはヨーロッパを中心に40か国以上から国防相らが参加。これまで重火器の支援に慎重だったドイツが、ウクライナにゲパルト対空戦車を提供することを表明したほか、日本の岸防衛大臣は化学兵器などに対応する防護マスクや防護衣、小型のドローンを新たに提供することを明らかにしました。
欧米との対立が深まる中、ロシアのラブロフ外相は第3次世界大戦に発展するリスクが「相当高まっている」との認識を示しました。
ロシア ラブロフ外相
「脅威は深刻で十分起こりうる。過小評価すべきではない」
その上で「核戦争を起こさないことが我々の原則的な立場だ」と強調しています。
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