原因不明の子どもの急性肝炎 ロックダウンなどによる免疫力低下が影響か(2022年4月27日)
欧米を中心に確認されている原因不明の子どもの急性肝炎について、新型コロナのロックダウンによる子どもの免疫力低下が一因として指摘されています。
ノッティンガム大学、ウィル・アーヴィング教授:「子どもたちがかかるべき感染症にさらされてきませんでした。2年間のロックダウンによって私たちの免疫力はとても危険な状態になっています」
イギリスでは今年1月以降、原因不明の急性肝炎を発症する子どもが世界で最も多い114人確認されています。うち10人は肝移植が必要なほど重篤でした。
保健当局は患者の多くが5歳以下で、およそ8割から風邪のような症状を引き起こすアデノウイルスが検出されたとしています。
通常、健康な子どもはアデノウイルスで重症化することは稀です。
専門家によりますと、子どもたちがロックダウンやマスクなどの影響でウイルスに触れられなかったことで免疫力が低下し、重症化している可能性があるということです。
WHO=国際保健機関も因果関係に関心を持っていて、さらなる調査が必要としています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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