吉村知事『元気な社会人の隔離はデメリットの方が大きい』接触者対応で国に要望の意向(2022年4月25日)

吉村知事『元気な社会人の隔離はデメリットの方が大きい』接触者対応で国に要望の意向(2022年4月25日)

吉村知事『元気な社会人の隔離はデメリットの方が大きい』接触者対応で国に要望の意向(2022年4月25日)

大阪府の新型コロナウイルス新規感染者数は、前週の同じ曜日を下回るという日が増えています。そんな中、大阪府の吉村洋文知事は、新たな考え方を示しました。

 (大阪府 吉村洋文知事)
 「これからゴールデンウィークを迎えて多くの人が移動するシーズンになります。基本的な感染対策の徹底をお願いしたい」

 感染者数が下げ止まる中で気の引き締めを図る吉村知事。一方で大阪府は4月25日、病床状況の改善などを受けて、独自指標「大阪モデル」の信号を赤色から黄色に変更しました。25日夜から通天閣も黄色にライトアップされます。

 その吉村知事は4月25日が1週間ぶりの登庁です。4月18日に濃厚接触者認定を受けて自宅待機に。新型コロナウイルスの対策本部会議もオンラインでの出席を余儀なくされました。

 (吉村知事のTwitterより 4月18日投稿)
 「僕の高校生の娘がさきほど陽性と判明いたしました。僕自身は無症状ですが、同居の家族ですから濃厚接触者になります」

 抗原検査での陰性が続き、症状も見られなかったため、25日に登庁を再開しましたが、無症状の濃厚接触者については“ウィズコロナの対応が求められる”と改めて強調しました。

 (大阪府 吉村洋文知事)
 「陽性でもない、症状も出ていない、元気な社会人や学生を自宅に隔離するということは僕はやめるべきだと思っています。メリットよりデメリットの方が大きいと感じています」

 吉村知事は、症状がない濃厚接触者については、ワクチンの接種状況に応じて行動制限を変えたり学業や仕事などでの外出は認めたりといった代替策が必要という考えを示し、今後国に対して要望していく構えも見せました。

 (大阪府 吉村洋文知事)
 「症状が出ていないということが前提です。そういった代替手段をできる限り取ることによって、社会から完全隔離するということについてはやめるべきだと思っています」

 一方、和歌山県と徳島県では観光需要回復に向けた動きがありました。いわゆる「県民割」について、ゴールデンウィーク明けの5月9日から、徳島県民は和歌山県の県民割を、和歌山県民は徳島県の県民割を利用できるようになります。他府県の住民にも割引を適用するのは、第6波以後の近畿では和歌山県が初めてです。

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