中国 「ウィズコロナ」否定・・・「ゼロコロナ」堅持へ(2022年4月20日)
多くの人たちが、雑魚寝をしています。フロアを見回すと、どこも密状態です。そんななかを、青い防護服を着た人が見回っています。
ロックダウンが続く中国・上海市内に設けられた、新型コロナ感染者の臨時収容施設です。中には、苦しそうにせき込む人もいます。
この状況に、SNSでは「まるで難民のようだ」「改善するべき」などと、劣悪な環境を心配する声が相次いでいます。
感染を徹底して封じ込める「ゼロコロナ政策」を続ける中国。感染力の高いオミクロン株の出現で、政策は限界を迎えたとの声も上がるなか、衛生当局のトップは、国営メディアへ次のように寄稿しました。
国家衛生健康委員会・馬暁偉主任：「習主席を核心とする、党中央が下した重要な判断だ。ウイルスとの共存という、誤った思想に反対すべきだ」
欧米などが進める「ウィズコロナ」を否定し、今後も「ゼロコロナ」を堅持する姿勢を示しました。
（「グッド！モーニング」2022年4月20日放送分より）
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