『日本の生活にワクワクしている』ウクライナ避難民が日本の学校で新生活をスタート(2022年4月18日)

『日本の生活にワクワクしている』ウクライナ避難民が日本の学校で新生活をスタート(2022年4月18日)

『日本の生活にワクワクしている』ウクライナ避難民が日本の学校で新生活をスタート(2022年4月18日)

戦火を逃れて日本に避難してきたウクライナ人の学生が4月18日、大阪市内の専門学校に初めて登校しました。

 ユリア・チェピジコさん(24)は3月にウクライナ東部のドニプロから避難、そして4月に入り日本へ。両親はウクライナにいますが、“娘は安全な場所に”と来日したということです。初登校となった4月18日は、緊張のせいか始業より1時間早く学校に着きました。

 初めての日本の学校に戸惑いも多くあります。そして、いよいよ授業。ほかの学生たちと一緒に自己紹介が行われました。

 (ユリア・チェピジコさん)
 「趣味はアニメとドラマを見ることです。アニメのおすすめなら『NARUTO』と『ソードアート・オンライン』は一番好きです」

 流ちょうな日本語を話すユリアさん。2年前までウクライナの大学で日本語を学び、その後も日本語を教えるアルバイトをしていて、将来はIT関係の仕事に就きたいと考えています。

 今回、ユリアさんのバックアップをしているのは全国約40の日本語学校で作る「ウクライナ学生支援会(JSUS)」です。この学校ではユリアさんを含めて3人の避難者を受け入れていて、Webデザインや日本語を学んでもらいながら、ほかの避難者の世話役として活動してもらいたいとしています。

 スン・オルガさん(36)もこの学校に通う避難民の1人です。3月上旬に息子とともに来日、夫は元々大阪在住でした。

 (スン・オルガさん)
 「(Q初めての学校ですが?)すごくいい気分です。(Q日本語の宿題はどうでしたか?)とても難しかった。でも全部やりました」

 ユリアさんとは違い日本語の勉強は初めてです。授業のない午前中や放課後もオンラインなどで日本語を学びます。

 (スン・オルガさん)
 「日本は安全だけど、ウクライナはひどい状態で危険。今はすごく日本の生活にワクワクしている。日本の文化など新しいことを知りたい」

 ウクライナ学生支援会には、330人を超えるウクライナ人から「受け入れて欲しい」という要望が寄せられていて、クラウドファンディングへの協力や企業の協賛などを受け付けています。

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