ゼレンスキー大統領「マリウポリで我々の兵士全滅なら、停戦交渉は中止」 ロシア国防省は“制圧”を主張|TBS NEWS

ゼレンスキー大統領「マリウポリで我々の兵士全滅なら、停戦交渉は中止」 ロシア国防省は“制圧”を主張|TBS NEWS

ゼレンスキー大統領「マリウポリで我々の兵士全滅なら、停戦交渉は中止」 ロシア国防省は“制圧”を主張|TBS NEWS

ウクライナ東部の完全掌握に向け攻勢を強めるロシアは、国防省が南東部の要衝、マリウポリの市街地全域を制圧したと主張しました。

これは、南東部マリウポリでウクライナ側が拠点としていたイリイチ製鉄所の15日の映像です。製鉄所の入り口が激しく破壊されているのがわかります。

この製鉄所についてロシア側は15日、制圧したと主張しましたが、ウクライナ側はこれを否定していました。

こうした中、ロシア国防省は16日、マリウポリの市街地全域について「ウクライナ軍やアゾフ連隊、外国人傭兵は完全に排除された」として、制圧したと主張しました。

これまでにウクライナ軍1464人が投降したとし、現在も抵抗を続けるウクライナ軍の総数は2500人以下だとして、降伏を迫っています。

ロシア国防省の発表についてウクライナ側からの反応などは伝えられていませんが、ゼレンスキー大統領は16日、現地メディアとの会見でロシアとの停戦交渉について次のように述べました。

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「マリウポリで我々の兵士が全滅すれば、ロシア側との停戦交渉は中止されるだろう」

停戦交渉をめぐっては、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」も、「事実上破綻した」との分析結果を公表しています。

また、東部2州での戦闘の結果次第で、ロシアとウクライナは停戦交渉の条件などを再調整する可能性があるとの見方を示しています。

ロシア軍は東部を中心に攻勢を強めていて、16日には東部ルハンシク州などのほか、首都キーウ周辺でも前日に続いて攻撃の被害が報告されています。

一方、ロシア外務省は16日、イギリスによる制裁への対抗措置としてジョンソン首相らを入国禁止にすると発表しました。「前例のない敵対行為」への対抗措置だとしています。
(17日11:21)

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