大手電力会社 企業との新たな契約“停止”広がる(2022年4月15日)
原油や天然ガスなど燃料価格の高騰を受けて、大手電力会社が企業との新たな契約を停止する動きが広がっています。
燃料価格の高騰を背景に電気の小売りをする新電力会社の事業撤退が相次ぐなか、こうした新電力会社と契約していた企業が契約を切り替えたいと大手電力会社に相談するケースが増えています。
しかし、九州電力、東北電力、北陸電力、四国電力の各社は企業が新電力会社から切り替える受付を停止しています。
また関西電力、中部電力などでは切り替えに限らず新規の契約受付を一部停止しています。
大手電力会社にとっては燃料価格の高騰で、電気の供給量を増やすと採算が取れない仕組みになっていて、各社は受付を停止せざるを得ないなどと説明しています。
企業が契約先を見つけられない場合、送配電会社から電力の供給を受けられる保障制度がありますが、割高な料金となっていて、企業の経営に影響を与えそうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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